石畳のひびきが 夜の帳を揺らす 足音だけが 街の呼吸を聞いている 坂道の影に 溶け込む記憶の影 星空が語る 遠い日の物語 星が降るような夜の下で 北野町が やさしく息づく 空に流れる光のリズムが 心の迷いを そっとほどく 異国の香り漂う 静かな街角 赤いレンガに宿る 消えない温もり 風が伝える どこか懐かしい詩 この一歩一歩が 明日への手紙 星が笑うような夜の下で 北野町が 夢を紡いでいる 坂の先に見える灯りたちが 胸の奥まで あたたかくする 空を見上げるたびに 心が溶ける 無数の光が 未来を描く この星空と街の静けさだけが 本当のわたしを 受け入れてくれる 路地裏に響く 小さな音たち その一つ一つが 世界を形づくる 北野町の夜が そっと語りかける 「まだ続く道のりを 信じてごらん」 星がささやくような夜の下で 北野町が 心を包む 冷たい風も 今はやさしくて この夜が未来へ つながっていく 星空に溶け込む 北野町の声 その音色が 永遠に響く 坂道を越えた先に広がる夢を 胸に抱いて 歩き続ける