白い息が空に消える 凍える手、そっと握りしめて この時間が続けばいいのに そう願うの、ひとりで 窓の外は真っ白な世界 手袋の温もり、まだ残る お気に入りのカフェの香りも 明日には、遠くなる気がして ねえ、もう少しだけ、この冬にいさせて アラーム止めて夢を見ていたい 雪に隠れた未来を探して この魔法が解けないように祈るの 友達との笑顔、胸を締めつける 「また会おうね」の言葉が響く 毛布の中で映画の続きを 明日なんて、まだ来なくていい ねえ、もう少しだけ、この冬にいさせて 真っ白な景色で踊っていたい 心に積もる感情を抱きしめて この魔法の中で眠りたいの