[00:31.372] 未完成の地図を広げて目を閉じた
[00:36.360] 夜明けを合図にここから走り出そう
[00:41.472] 何か目的があるわけじゃないけど
[00:46.374] 神様のお告げとかによく似たもんさ
[00:51.187]
[00:51.529] 星が流れてく
[00:53.994] 月が笑ってる
[00:56.597] 「僕は旅立つよ」と手を振ってみた
[01:02.193]
[01:02.902] 滲んだ瞳の奥で確かに光ってるもの
[01:08.064] それさえあればどこまででも行けんだって
[01:13.036] 不恰好だっていいんだ
[01:15.369] 指差され笑われても「これが僕なんだもん」って
[01:23.119] ふんぞり返ればいいや
[01:26.215]
[01:35.897] 人間ってものは実によくできてて
[01:40.766] 多少の傷ならツバ吹きゃ治るんだ
[01:45.828] そうしてここまでたどり着いたわけだし
[01:50.680] バカみたいだけどバカにしきれないんだよ
[01:55.552]
[01:55.925] 立ち止まってばっかじゃ退屈だからさ
[02:01.057] 「僕は旅立つよ」とカバンを背負った
[02:06.550]
[02:07.196] 震える体を抱いて弱音を吐いたことも
[02:12.348] いつか笑い話になってりゃいいんだって
[02:17.401] 未完成だった地図が鮮やかに色付いたよ
[02:22.422] 夜明けはもう間近だ
[02:27.567] 「さよなら」が響いた
[02:31.969]
[02:50.183] 昇り始めた太陽
[02:52.812] 僕の行くべき道を照らしてくれんだろ?
[02:56.947] 曖昧な答えはいらないよ
[03:00.299] 止まっていた腕時計が動き出して時を刻む
[03:05.464] ほら 準備は万端だ
[03:10.443] 位置に着いて さぁ行こうか