[00:50.37]赤い音を劈(つんざ)いて飞ぶ
[00:57.94]九十九(つくも)の夏 通り過ぎる时
[01:05.73]未だ前にある空の高さに
[01:13.61]嘆きそして笑う
[01:21.00]落ちる灰 黄色の視界
[01:27.66]二つの火 其の下から響く 七色の声
[01:35.77]
[01:37.62]人は繰り返すだろう
[01:45.07]愛と死の歌を高らかに
[01:52.57]作っては捨てて
[01:55.47]愚かにも生が永久(とわ)に
[02:03.00]続きますようにと
[02:07.08]
[02:09.98]..music..
[02:20.71]
[02:22.19]青い風を引き裂いて飛ぶ
[02:29.88]百億と千億の先に
[02:37.55]未だ前に在る孤の空白に
[02:45.39]呆れそして笑う
[02:52.56]流れる水 只在るもの
[02:59.20]再生し 蘇りずっと 零を翔けていく
[03:07.55]
[03:09.32]神は繰り返すだろう
[03:16.97]脆く崩れやすい未来を
[03:24.36]思っては創る
[03:27.38]揺れ続く匣(はこ)の谺(こだま)さえも
[03:34.81]夢物語だと
[03:39.05]
[03:41.22]鳥達(われら)はまた滅びる
[03:44.33]涙の粒も浮かべず
[03:48.05]只常世を見つめて
[03:51.80]刹那と無限の間(はざま)
[03:55.55]彼(あ)の熱の中に未だ帰るに如かずと
[04:03.77]
[04:04.43]そして 甦り前に向かうだろう
[04:13.23]非時香果を 咥えながら
[04:20.72]黒い瞳に光を宿し 地平線の先も
[04:31.17]運命も摂理さえ 鹰揚と 夭夭と
[04:38.58]飛び越えながら
[04:42.80]
[04:57.92]時の茑を 断ち切って