[00:00.00]三番目の
[00:08.40]昔あるところに 恋人を亡くしたひとりの魔法使い
[00:13.97]彼が求めたのは 死者を苏らせる禁断の
[00:19.26]领分を侵す者に降りかかるのは 厄灾のみと识りながら
[00:24.33]何故人は求めるのか? 人智を超えた魔神の力を
[00:29.55]吹き荒ぶ风は砂を巻き上げて
[00:34.70]若い旅人の行く手を阻む
[00:40.23]旅の道连れは一头の
[00:45.63]砂丘を乘り越えて街へと向かう
[00:51.42]「魔法のランプが欲しくはないか
[00:56.24]胡散臭い髭の男が嗫いた
[01:02.21]薄暗い路地里での驱け引き
[01:07.20]彼は男が持ち出した条件を饮んだ
[01:13.55]ランプを擦ると魔神が现れ 三つの愿いを叶えれくれると言う
[01:19.10]愿い事を一つ让るという条件で 彼はその有处を闻き出した
[01:24.74]そのランプは 南西にある洞窟に封印されているという
[01:29.71]片足が恶いという男の代わりに 彼は穴の中へと降りた
[01:35.08]砂漠の下には
[01:37.79]大きな
[01:40.33]冷たい空気が
[01:43.26]背筋を掠める
[01:45.93]洞窟の奥には
[01:48.69]妖しい
[01:51.41]黄金のランプと
[01:54.19]古びた
[01:56.87]ランプを手に取ると
[01:59.57]洞窟が崩れた
[02:02.18]「ランプを早くこっちへよこせ
[02:05.01]男が叫んだ
[02:13.59]忘レモノハ在リマセンカ
[02:18.70]暗いやみの中 怀かしい声を听く
[02:27.02]暖かな光 爱しい声を听く
[02:35.14]「贵方はまだこっちへ来てはいけないわ
[02:43.22]遣り残したことがきっとあるはず
[02:51.50]暗いやみの中 怀かしい声が言う
[02:59.56]暖かな光 爱しい声が言う
[03:07.76]「失われたモノの为に愿うより
[03:16.02]今目の前にあるモノを见つめて
[03:42.66]目醒めれば砂が巻き上がる
[03:46.66]砂丘の上で抱かれていた
[03:50.84]黑发の美しい
[03:54.89]泣きながら微笑んでいた
[03:59.07]「古の罪と罚の『轮舞曲』(ロンド
[04:02.91]ランプに闭じ められていた
[04:07.12]愚かな私を出してくれた『御主人样』(マスター
[04:11.14]さぁ愿いをどうぞ
[04:12.81]叶えましょう
[04:15.31]三つの愿い全て叶えたら少女は再び
[04:25.83]唯冷たい砂の下で几千の孤独に震える
[04:38.65]そして 彼は愿った
[04:42.44]吹き荒ぶ风は砂を巻き上げて
[04:47.70]若い旅人の行く手を阻む
[04:53.12]旅の道连れは二头の
[04:58.52]长い黑发の少女が