[00:16.630]忘れたこと さえ忘れて
[00:25.170]ゼロになった ぼくがいた
[00:32.500]……
[00:47.830]大事なもの なんですか。と
[00:56.210]聞かれたって わからない
[01:03.290]
[01:06.390]どうやら全部失くした
[01:15.010]ぼくにはなにもないんだ
[01:22.460]だから嬉しくならない
[01:30.380]哀しくもならないんだ
[01:37.400]どうして 笑ってるの
[01:41.370]どうして 泣きだしたの
[01:45.180]どうして 怒ってるの
[01:48.950]どうして 傍にいるの
[01:52.900]とつぜん きみは泣いて
[01:56.740]みつめる ぼくはひとり
[02:00.520]それでも 哀しくない
[02:04.320]かなしく なるはずない
[02:08.240]……
[02:12.090]ほんとは泣きそうなんだ
[02:16.310]助けてよと言いたいんだ
[02:20.120]なにもなくて切ないんだ
[02:23.900]「なんて思うはずがない!」
[02:27.620]からっぽなのに哀しいんだ。
[02:31.640]そんなことあるはずがない
[02:35.040]きみの左手が震える
[02:39.150]とおくで心がざわめく
[02:42.970]どうやら全部を失くして
[02:46.860]だから痛くもないなんて
[02:50.710]これが嘘なはずがない
[02:54.740]ぼくが泣いてるはずがないよ
[03:00.250]终わり